ガブッチョ大魔王の私生活

ガブガブだった仔ボルから優雅なボルへと脱皮中のボルズと ガブガブシェパっ子との奮戦記  もしかして+??

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ドビーへ

今日はドビーの1周忌です。

ドビーの追悼のようなお話を伺いました。

ボーダーコリーのFIOちゃんパパにWANから取材が入りました。

ドビーと同じ病気です。

「どうしよう?」と考えていらした時もあり「是非、取材を受けて!」とエールを送りました。

ドビーは助けてあげられませんでした…

というより助かる病気ではありませんでした。

ただ、もう少し生きていて欲しかった…

多くの方にこの病気の恐ろしさを知っていただきたいです。


ページ数に制約がありかなり削られているとのこと

全部読んでいただきたく、こちらでの公開を承諾していただきました。


『雑誌Wanの原文


昨年の12月、JBCHNのIさんから一通のメールが届きました。「犬の雑誌「Wan」3月号でボーダーコリーの特集をするにあたり遺伝性疾患についてJBCHNに取材依頼がきています。実際に遺伝病の犬の飼主さんのお話も記事にしたいそうです。お願いできますでしょうか?」と言った内容でした。

今まで避けて通って来た事なので多いに悩み、迷いました。FIOの病気を公にする事でご迷惑をかけてしまう方がいるのではないか?また、ややこしい問題が起こるのではないか? しかし、最近のTNSのキャリアの状況をお聞きすると減るどころかますます増える傾向にあり、そしてTNSと言う病気をボーダーコリーを飼っていらっしゃる方でさえ知られていない事に、このままでいいの?と不安を感じずには居られませんでした。2012年に鹿児島大学で取られた統計では11.1%もの犬がキャリアだと言う数字が出ています。またJBCHNを通じて検査された犬では27%と驚く数字です。病気の怖さと、その実態を知って頂く事でFIOのように苦しむ子が一匹でも減るのなら役にたちたい!!と思うようになり取材に協力する事にしました。


しかしWanの紙面には制約があり、私が伝えたかった内容を全て反映されるのは難しかったようです。何度も、何度も編集者さんと打ち合わせをしてようやく出来上がった紙面。まずは知って頂くと言う目的は果たせたと思いますが原文からかなり削除された内容もあり、私自身のblogで原文を公開したいと思います。

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Wanを読んで「FIO」「TNS」「ボーダーコリー」等で検索されてこのblogに辿りつかれた方もいらっしゃると思います。始めは興味本位でもかまいません。でもその実態を知って頂ければ嬉しいです。また、どの犬舎から病気が出た?とか血縁犬は誰?等の興味から検索された方へのお願いです。すでに病気の怖さをご存知の繁殖者さんはきっと改善策を立てたれ、このような事が無いよう万全を期していらっしゃるはずです。それよりも問題意識をもたず繁殖されているパピーミル的繁殖所の方が100倍も1000倍も危険だと思います。10頭のボーダーコリーが居れば必ずその中にキャリアが居ます(統計的数字ですが)どこの犬舎からキャリアが出てもおかしくない状態であり血縁犬以外のキャリアの方が圧倒的に多いと言う事を知ってください。どうかよろしくお願いします。

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TNS闘病レポート


TNSは常染色体劣性の遺伝性疾患であり罹患した犬の治療法はなく、必ず死に至る遺伝性疾患です。

ほとんどの発症犬は病名も判らないまま生後4ヶ月までに死亡するか、安楽死させられています。

多くのボーダーコリーの子犬達が死んでいるのに、それがTNSと言う病気のせいなのだと認識されていないが故に、TNSと言う病気の怖さも、病名も認知されていないのが現状だと思います。FIOは運良く生き伸びました。そしてその中で得た情報や病気の実態を知って頂きたいのです。


苦しい日々


生後3ヶ月と14日 突然の発熱から病気は始まりました。高熱と跛行(歩行困難な状態)で3日間生死の境をさまよいました。抗生剤はいっさい効かず、ステロイド投与でようやく熱が下がりはじめ一命を取りとめました。血液検査ではCRP(炎症反応の値)が測定可能な20を振り切っているにもかかわらず、他には特に異常がなく獣医さんも首を傾げるばかりでした。髄液を採取する話やMRIを撮る手配もされましたが、小さな身体ではこれらの検査に耐えきれないだろうと判断して様子見となりました。その後も発熱を繰りかえし、獣医さんからは“もう長く持たない、これ以上苦しむようなら安楽死を考えた方が良いかもしれない”と宣告を受けました。それでもFIOは生きようと頑張り続けました。 その後血液検査に変化が表れはじめ、白血球と好中球が増減しているのに気づいた獣医さんが“周期性好中球減少症かもしれない”と呟かれました。しかし、獣医さんからの検査機関では検査できないとの事。ネットで調べ遺伝子検査ができる機関があるのを発見し、すぐに申し込みを。その時に、TNSの遺伝子検査も始まったことを教えてもらったので、同時に検査を受けることにしました。その結果、疑われていた周期性好中球減少症ではなく、たまたま受けたTNSの検査でアフェクテッド、発症犬であることが判明しました。病名が判り、いよいよ治療が出来るのか!?と思ったのですが、治療方法は確立されておらず必ず死に至る病気である事を知り、改めてガクゼンとしました。 
気が付けば発症から2ヶ月が経ち、以前の生活から全てがFIO中心の生活へと変わっていました。ついさっきまで遊んでいたかと思うと、高熱でフラフラになっています。元気にご飯を食べたと思ったら、止めどなく続く下痢が始まります。まったく目が離せません。何かあったら朝、昼、深夜を問わず病院へ走りました。症状が酷い時には家族と交代しながら24時間世話を続けました。大変な看病になると覚悟はしていましたが、それは想像をはるかに越えた日々でした。FIOも頑張っているのだから私達が頑張らないわけにはいきません。

精神的に一番辛かったのは、熱が下がっても、またすぐに発熱する、下痢が治っても、またすぐに始まる、といったくり返しでした。なぜならFIOに待っているのは完治ではなく死だからです。完治する希望があるからこそ、看病も頑張れるのが普通の感覚ではないでしょうか。死と向い合う不安な日々が続きました。でも、飼い主が不安になると、それが犬に伝わります。病気で辛い思いをしているのにこれ以上不安にさせたくない、と日々笑顔で接し続けました。またFIOもそれに応え続けてくれました。


希望
病気でも子犬は成長していきます。成長と共に色々な症状も増えていきました。始めは発熱と跛行だけだった症状に下痢、嘔吐、血尿に加え関節痛、骨の発育問題、原因不明の痛み等々、次々新しい病気が襲いかかってきました。獣医さんからは病気の百貨店のようだといわれ、多種多様な薬が処方されましたが、目に見えて効果の出る薬がみつかりません。2歳の誕生日は迎えられるのだろうか?と不安を感じていたある日、鹿児島大学の大和先生から一通のメールが届きました。先生は犬猫の遺伝子疾病を研究されていて、以前JBCHNへFIOの遺伝子検体を提供した事がきっ掛けでFIOに治療のサポートを申し出てくださったのです。 その後何度もメールと電話でお話させて頂き、“まだ確立された治療法ではないのですが”と前置きしながらも、今までとは違う治療や投薬をご提案くださいました。今までお世話になっている動物病院には、発症時からのカルテや検査結果を提供していただきました。そうして、TNS研究のお手伝いしながら新しい投薬がはじまったのです。 それを境にFIOの生活は一変しました。常に10以上の数値があったCRP(炎症反応の値)がゼロになりました。発熱や下痢、痛みなどFIOを苦しめた症状が嘘のように減り、笑顔が増えました。残念ながらこれも完治に向けた治療ではなく対処療法なのですが、これまでにはなかった大きな希望を抱けるようになりました。あたらしい治療を開始してから10ヶ月が過ぎ、4キロ体重が増えました。長時間の外出が可能になり、毎日当たり前のように散歩へ出かけられる日々が続いている事は、1年前のFIOからは想像も出来なかった毎日です。 この記事が発症犬の飼い主さん、そしてこういったボーダーコリーに心当たりがある医療関係者の目にとまる事を願っています。原因不明の発熱、跛行などの症状があり、CRPが異常に高く抗生剤の効果が出ないなどの犬が居たらJBCHNを通じでTNSの検査を受けて下さい。もし発症犬である事が判れば、鹿児島大学の大和先生が治療方法、投薬について相談に乗ってもらえるかもしれません。TNSは一般の獣医さんではどう対処してよいのか手探りです。適切な治療を受ける事で苦しみは半減できるかもしれません。短いとされている寿命が少しでも伸ばせるかもしれません。そしてTNSを研究されている大学の方に情報が集まれば、病気の解明に向けての研究も大きく前進する事が期待されます。また、TNSと同じ遺伝子の変異が原因となる人間の病気「コーエン症候群」の研究にも繋がります。 苦しんでいるであろう発症犬と飼い主さんに、FIOと私からのメッセージが届くことを願っています。



お願い
FIOが健康な犬として生まれて来ていたなら......と考えることがあります。でも遺伝病という大きなハンディを背負って生まれて来た現実は変えようがありません。これはブリーダーの責任なのでしょうか?いえ、それは違うと思います。 FIOの親、そしてその親……と、代々受け継がれてきたものがFIOの世代で表面化しただけのことだからです。何世代も見過ごされ、あるいは隠されていた過去の問題と考えます。 いま日本のボーダーコリーのキャリアの割合は11.1%と言う報告があり、10頭のボーダーコリーが集まれば確率的に1頭以上のキャリアがいると言うことになります。どの血族がといったはんちゅうを越えていて、どこで生まれたボーダーコリーでもキャリアでありえる可能性があります。全てのブリーダーさん、個人で交配をお考えの全ての方の問題です。このまま放置すればみるみるキャリアの比率が上がり、FIOのように苦しむ発症犬が増ます。TNSという病気に対して正しい知識を持ち、検査を受け、適切な交配を行なえば防げる病気。そうすることで無くしていける病気なのです。あなたの愛犬の子犬が、子孫たちが苦しみながら死に至る姿を見たいですか? そのような人はいないはずです。そしてFIOからみなさんにお願いがあります。TNSをはじめとする遺伝病は、キャリア同士の交配によって発症するものです。あらゆる遺伝病(劣性遺伝するものも、優性遺伝するものもすべて含め)はキャリアであろうと発症していようと感染するような病気ではないことを知ってください。また、キャリアの犬は交配さえしなければ健常犬となんら変わりはありません。どのラインに病気が出た!?と詮索される事は全く意味がないことです。先ほどもいいましたが、今の日本ではどこにでもキャリアの犬がいるような状況です。血縁だからと差別をするような問題ではなく、全てのボーダーコリーの問題なのです。犬達は差別などしません、全ては人間の問題です。どうか病気を正しく理解していただき、意味の無い差別をなくしていっていただけるようお願いいたします。FIOのように苦しむ犬をもう見たく無いと言う想いで取材に応じました。そして、今後生まれて来る全ての命が健康で夢と希望に輝ける事を願ってやみません。』




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ドビーとの日々が思い出されて涙が止まりません。

連れてきた時、ドビーは喉も腫れあがり下顎リンパも腫れ口が開いたままでした。

どこからかわからないほどの血膿はたえず口から流れてきました。

注射器に水を吸いジャボジャボ口の中の膿を出させます。

水を飲みたくても舌が上手に動かせないので飲水も注射器で。

置いて長時間は留守にできず、

競技会の応援やドッグショーにも連れて行きました。

ああ…

懐かしい…

辛かったけど懐かしい…

ドビー…

忘れないよ



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      (大好きなジーニーと)



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Author:ガブッチョママ
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